小倉あつしの思うままに

毎日「暑い、暑い」と言いながらも、気づいてみると、8月に入っていました。
一昨日と昨日は、いくつかの場所で花火が上がり、夜中にご近所の犬が何匹か家を離れてしまったのか、夜遅くまで少し怯えたような鳴き声がしていました。

我が家の犬はと言えば、生来鈍感なのか（飼い主に似て？）今年もさほど怯えた様子はなかったようです。

また、昨日の夕空は、赤色（オレンジ）よりも、紫色が混じった様な夕焼けで、昼の強い日差しとは違い、どこか既に秋に近づいているような、少しさびしさを感じさせる夕焼けでした。

おそらく、お盆に向かい日ごとに、そんな夕空になっていくのでしょうね。

夜、7時のＮＨＫニュースで、食道がん治療のため活動を休止していた指揮者の小沢征爾さんの記者会見が報道されていました。かなり、長い時間を割いて報道されたのを見て、「さすが、世界の小沢だなー」と思ったりもしました。
家族への感謝を述べる段では、涙ぐむシーンも流れ、“孤高”のイメージが強い指揮者の小沢さんではありましたが、病気（がん）と戦うには、家族や周りの支えが本当に大きいのだと、改めて思いました。

「今日が第２の人生の１日目」と、小沢征爾氏。
思わず、ＴＶニュースの前に見た夕空から、かつての映画「黄昏」の湖面に映る夕陽の輝きを連想しました。